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料理用温度計は中心温度計と赤外線どっち?違いと用途別の選び方

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料理用の温度計って、差して測るタイプと、離れたところから測るタイプがありますよね。選ぶポイントは「どこの温度を知りたいか」なんです!

  • 肉などの内部:食品に差し込む中心温度計(プローブ式)。
  • フライパンなどの表面:触れずに測る赤外線放射温度計。

ここが大切。赤外線式だけでは、お肉の中心温度は分かりません。

買うときは、測りたい場所を決めてから、用途や手入れのしやすさを確認していきましょう。

この記事はメーカー公式の仕様・取扱説明書と公的資料を照合して整理したものです。製品を購入・調理して比較する実測試験は行っていません。情報確認日:2026年10月8日。

中心温度計と赤外線温度計は何が違う?

違いは食品の中を測るか、表面を測るか。どちらも料理用温度計ですが、測れる場所がそもそも違うんですね。

比較項目 中心温度計・プローブ式 赤外線放射温度計
測る場所 差し込んだセンサー付近。食品内部の確認に使う 対象の表面。内部の温度は測れない
使い方 食品に刺す、対応する液体に検温部を入れる 対象に向け、指定された距離などで測る
向く目的 肉の中心など、内部の加熱状態の確認 対応するフライパン・食品などの表面温度の確認
気を付けること 差し込む深さ、応答時間、洗浄方法、測定範囲 表面の材質・光沢、測定距離・範囲、湯気などの影響
手入れ 食品に触れる部分を取扱説明書に従って清潔にする 食品には触れないが、センサーの汚れに注意。水洗い可とは限らない

ちなみに、赤外線とプローブの両方を備えた製品もあります。例えばA&DのAD-5612A。ただし、1台で測れても使い方は方式ごとに分ける必要があります。出典:A&D「AD-5612A」、同製品の取扱説明書(PDF)。

中心温度計は食品の内部、赤外線温度計は表面を測る。肉の加熱確認では表面の温度を中心温度の代わりにしない
購入前に、内部を測るのか、表面を測るのかを分けて考えます。

肉の加熱を確認したいとき、どちらを選ぶ?

お肉の中心まで火が通ったか確かめたいなら、差し込んで測るプローブ式を選びましょう。

  • 赤外線式:測れるのは表面の温度。
  • 湯せんのお湯:測っても袋の中の肉の中心温度は分からない。
  • プローブ式:正しい位置に差し込み、食品内部の温度を確認する。

厚生労働省は家庭の加熱調理の一般的な目安として、食品の中心部を75℃で1分間以上加熱することを示しています。温度が一瞬表示されたことと、必要な加熱時間を満たすことは区別してください。食品や調理条件によって別の注意も必要なため、確認できるレシピや公的案内に従います。出典:厚生労働省「家庭での食中毒予防」。

測るときには、この3つを押さえておきたいですね。

  • 差し込む深さ:感温部の位置を説明書で確認。
  • 表示:数値が安定するまで待つ。
  • 測定位置:鍋底などに触れた数値を、食品の中心温度と勘違いしない。

先端をちょっと差せば必ず正しく測れる、というわけではありません。機種の説明書に従って使いましょう。

温度計は確認を助ける道具であり、購入すれば食中毒を必ず防げるというものではありません。生の食品に触れた検温部は、説明書どおりに洗浄・手入れしてから次に使います。

フライパンや揚げ油を測るなら赤外線でよい?

赤外線式は、触れずに表面温度を測れるのが便利! ただし、測る物によっては誤差が出やすいので注意が必要です。

とくに光沢のある金属は、表面の性質(放射率)によって誤差が出ることがあります。フライパンを測りたいなら、その材質への対応も確認しましょう。

もうひとつ忘れたくないのが測る距離です。離れるほど広い範囲を測る機種では、周りのものも測定範囲に入ります。レーザーの点だけを測っているとは限らないため、距離と測定範囲の仕様を確認してください。

湯気の出る液体には誤差の要因があり、表面と内部に温度差がある場合もあります。液体の中の温度が目的なら、その液体・温度帯に対応した接触式も検討してください。出典:A&D公式「放射温度計による料理中の温度測定」。

揚げ油を継続して測りたい場合は、油温測定や固定方法に対応する製品かを確認します。一般的なスティック型を鍋に入れたまま使えるとは限りません。火加減の表記は弱火・中火・強火の見分け方で確認できますが、火力と食品の温度は同じ指標ではありません。

購入前に比べる仕様はどれ?

温度計のスペック表は数字が多くて迷いますよね。まず目的に合うかを見て、それから測定範囲や精度を比べると整理しやすくなります。確認したい項目を表にまとめました。

確認する仕様 購入前の質問
測定方式・食品用途 内部、表面、油、液体など、自分の目的に対応するか
測定範囲と精度 使う温度帯が範囲内か。その温度帯の測定誤差はどの程度か
最小表示と応答時間 表示の細かさだけでなく、安定するまでの時間・測定条件も確認したか
プローブの形・感温部 食品の厚さに合うか。どの深さまで入れる指定か
防水・手入れ 洗えるのは検温部だけか、本体もか。浸水や食洗機は認められているか
加熱中の使用制限 鍋に固定できるか。入れたままの使用やオーブン内での使用に対応するか

「0.1℃まで表示できる」からといって、誤差も±0.1℃以内とは限りません。ここは間違えやすいところなんです。

  • 最小表示:画面にどこまで細かく数字が出るか。
  • 測定精度:実際の温度からどのくらいずれる可能性があるか。

AD-5612Aでも、この2つは別の仕様。数字の細かさだけで選ばず、使いたい温度帯の精度を見てください。

機種差の例として、ドリテックO-263の説明書では、本体部を持って使い、鍋などに入れたまま放置しないことを案内しています。防滴の製品でも、本体の丸洗いが可能とは限りません。他機種へ一律に当てはめず、購入する型番の説明書を読みます。出典:ドリテック「O-263取扱説明書」(PDF)。

プローブ式の購入候補:ドリテック O-263WT

食品や液体に差して測りたいなら、購入候補のひとつになる製品です。メーカー仕様では測定範囲は−50〜300℃、表示単位は1℃で、設定温度のアラームと保管用キャップを備えます。赤外線式の機能はありません。出典:ドリテック公式製品情報。

購入前の注意:本体を持って測り、鍋に入れたまま放置しない製品です。本体は丸洗いできません。加熱確認では表示単位と精度を区別し、感温部の使い方・測定時間・手入れを取扱説明書で確認してください。実機の使用レビューではありません。

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買う前には、型番がO-263WTかどうかを確認。販売店・送料・付属品・保証条件も合わせてチェックしましょう。価格・在庫は変わるため、ここでは固定表示していません。

迷ったら、何を基準に1本目を決める?

  • 肉の中心まで加熱できたかを確認したい:食品用のプローブ式を優先し、測定範囲・感温部・手入れを確認。
  • フライパンなどの表面を手早く確認したい:対象物に対応する赤外線式を検討。放射率・測定距離・湯気などの条件も確認。
  • 内部と表面の両方を測りたい:併用型も候補。ただし方式ごとの測定範囲や精度、洗浄条件を別々に読む。

機能が多いと目移りしますが、まず大事なのは知りたい場所の温度を測れること。ここが合っていれば、ぐっと選びやすくなります。

そのあとで、画面の見やすさや洗いやすさ、保管方法、予算を比べましょうね。

湯せん調理に使う袋は湯煎に使えるポリ袋の選び方、調理の基本は料理の基本・レシピにまとめています。食品の選択は食品比較・選び方もご覧ください。

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