本ページにはプロモーションが含まれています

あく抜き不要のこんにゃくは洗う?下ゆでが必要な場合と使い方

「あく抜き不要」のこんにゃくでも、袋から出して水洗いして使うよう案内するメーカーがあります。「あく抜き不要」は、必ずしも「水洗いも不要」という意味ではありません。まずは袋の調理方法を見て、水洗いの指定があればそれに合わせましょう。

下ゆでは、商品の指定がなければ、においや料理の仕上がりを考えて選びます。この記事では、市販の袋入りこんにゃくの扱いを整理します。生のこんにゃく芋や、加工用のこんにゃく粉をそのまま食べる話ではありません。

あく抜き不要のこんにゃく、どこまで下処理する?

商品の表示・状態 次にすること
「あく抜き不要」「水洗いして使用」とある 水で洗って水気を切り、料理に使います。あく抜きのための下ゆでは省けます。
あく抜き不要だが、独特のにおいが気になる メーカーが勧める下ゆでなどを検討。必須の安全処理ではなく、風味を整える目的として考えます。
あく抜き不要の表示がない 袋の調理方法を確認。下ゆでの指定があれば従い、分からなければメーカーへ確認します。
刺身こんにゃくなど、生食用の商品 生食用としての洗い方・食べ方に合わせます。普通のこんにゃくと同じ下ゆでを一律に追加しません。
異臭・カビなどの異常がある、保存状態が分からない あく抜きで直そうとせず、食べるのをやめます。水洗いや下ゆでは、傷んだ食品を安全に戻す方法ではありません。

例えばグリンリーフは、工場であく抜きをしているため再度のあく抜きは不要とし、袋から出して水洗いするよう案内しています。
出典:グリンリーフ「こんにゃくのあく抜きは必要ですか?」

「あく抜き不要」でも洗うのはなぜ?

水洗いと、あく抜きのためにゆでることは別の工程です。水洗いする案内があるからといって、さらに必ず下ゆでしなければいけないわけではありません。

日本こんにゃく協会は、未開封で保管していたこんにゃくについて、通常は水洗いだけで食べられると説明しています。ただし、個別の商品に加熱などの指定があれば、その使い方を優先してください。
出典:日本こんにゃく協会「よくあるご質問」

また、あく抜き不要にする製法もひとつとは限りません。錦町農産加工は、自社製品はあく抜きしなくても使える凝固剤の量で製造しており、さっと水洗いするだけで調理できると案内しています。すべての商品を「工場で下ゆで済み」と説明するのは避けたいところです。
出典:錦町農産加工「アク抜き不要と書いてあるけど、アク抜きしているのですか?」

水洗いだけで使うときの手順

袋に水洗いして使う案内がある商品なら、次の流れで進めます。個別の切り方や水切りの指定があれば、そちらを先に見てください。

  1. 袋の表示を確認する。あく抜きの要否、加熱の要否、保存方法を見ます。
  2. 袋から出し、水で洗う。食品用の清潔なざるやボウルなどを使います。表示にない塩もみや長時間の水さらしまで、毎回追加する必要はありません。
  3. 料理に合う大きさにする。煮物はひと口大、炒め物は薄切りなど、使いやすく整えます。
  4. 水気を切って料理へ。あく抜き不要という表示だけで、料理そのものの加熱工程まで省かないでください。

こんにゃくは包丁で切るほか、スプーンでちぎる方法もあります。キッコーマンは、切り口を粗くすると味がしみやすいと説明しています。煮物では、切り方を工夫する方法もありますね。
出典:キッコーマン「こんにゃくの下処理・アクの取り方」

においが気になるときは、下ゆでしてもいい?

あく抜き不要の商品でも、独特のにおいが気になるときに、下ゆでを勧めるメーカーがあります。

中川食品は、自社のこんにゃくについて、あく抜きは不要としたうえで、においが気になる場合は軽く水洗いし、熱湯で2~3分ほどゆでる方法を紹介しています。これは同社製品の目安なので、別商品の指定を上書きする時間ではありません。
出典:中川食品「あく抜きは必要ですか?」

キッコーマンの一般的な下処理では、沸騰した湯へ入れ、再び煮立ってから2~3分が目安です。同じ「2~3分」でも、どこから数える説明かを一緒に見ておきましょう。ゆですぎると硬くなるとも説明されています。
出典:キッコーマン「下ゆでする」

袋に下ゆでの指定がなければ、「においが気にならないので水洗いで使う」「今日は薄味の料理なので下ゆでして整える」と、仕上がりに合わせて選べます。ただし、普段と違う異臭や傷みを、独特のにおいと決めつけないでください。

あく抜きを忘れたら、食べられない?

市販品を調理した後で「あく抜きしていなかった!」と気づいても、あく抜きの有無だけで食べられないとは決まりません。日本こんにゃく協会は、通常の市販こんにゃくは水洗いだけで食べられると案内しています。

まず商品の調理方法を確認してください。加熱が必要な商品で加熱していない場合や、保存方法を守っていなかった場合は別の問題です。「あく抜きは風味の話だから、どんな状態でも大丈夫」と広げないようにしましょう。

刺身こんにゃくについて、中川食品は軽い水洗いで使え、あく抜きは不要と説明しています。生食したいときは、生食用として売られている商品の表示を確認するのが分かりやすい方法です。

残った分は、調理前と調理後を分けて保存

日本こんにゃく協会は、開封後の調理前のこんにゃくを、水を張った容器に入れて冷蔵し、早めに使い切るよう案内しています。凍ると水分が抜けて硬い食感になるため、冷気の吹き出し口などにも注意します。

ここでいう水に入れる保存は、煮物や炒め物にした後の料理を水へ戻す、という意味ではありません。調理後は、その料理に合う保存をしてください。商品に開封後の指定があれば、そちらを優先します。
出典:日本こんにゃく協会「こんにゃくの保存方法」

表示の賞味期限は、未開封で指定どおり保存したときのものです。日付の読み方に迷ったら、賞味期限が年月表示のときの見方も参考にしてください。

まず袋を見る。水洗いと下ゆでを別々に判断

あく抜き不要なら、あく抜きのための下ゆでは省けます。ただし、水洗いの案内までなくなるとは限りません。表示を確認→水洗いの指定に従う→においと料理に合わせて下ゆでを検討の順番で考えてみましょう。

毎回の工程を全部増やすより、必要なところだけ押さえると、今夜の調理も進めやすくなります! ほかの下ごしらえは、料理の基本・レシピにまとめています。

スポンサーリンク

料理や暮らしの「なんで?」を、SNSでも!
4コマや記事のお知らせをお届けします。

こんな4コマを投稿しています♪

咳が出るときの水・白湯・はちみつの選び方と注意点を紹介する、ぶり子ノートの4コマ漫画見本

リンク先は別のタブで開きます。