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カラメルが固まる原因は?白いザラザラ・茶色い飴状で分ける対処

カラメルが固まったら、まず白くザラザラしているのか、茶色いまま冷えて固まったのかを見てみてください。前者は砂糖の再結晶、後者は冷却による固まりが考えられます。プリン型の底で固まるのは、作り方によっては正常な工程なんです。慌てて水を注がず、今の状態から対処を分けます。

「色」と「固まった場所」で見分けよう

今の状態 考えられること・次の行動
加熱中に白く濁り、粒が出た 再結晶の可能性。かき混ぜ続けない
茶色くなった後、鍋の中で冷えて飴状に 冷却による固まり。焦げていなければ、鍋で弱火にかけてゆっくり溶かす方法がある
卵液を入れる前、プリン型の底で固まった 加熱するプリンでは予定どおりの場合も。使っているレシピの次の工程へ

これは、砂糖と水で作るカラメルの整理です。生クリームやバターを加えたキャラメルソース、市販ソースの保存中の変化は、同じ対処で考えないでください。

白いザラザラは「混ぜれば戻る」と考えない

一度溶けた砂糖がまた結晶になるのが再結晶です。煮詰まったシロップを激しく混ぜたり、鍋肌についた砂糖の粒が入ったりすると起こりやすくなります。

ただし、白くなったら絶対にカラメルにできない、というわけではありません。cottaは、再結晶が始まった段階なら、触らずに加熱を続け、周りから溶けて色づいたら少しずつ混ぜる方法を紹介しています。一方、慌ててかき混ぜ、完全に固まったものは溶かしにくいとも説明しています。

白い粒が出始めた状態と、鍋いっぱいに硬く固まった状態は分けて考えたいところ。「水を何杯足せば必ず復活」という共通の量は示せません。焦がさず扱う自信がなければ、火を止めて冷まし、作り直す選択で大丈夫です。

出典:cotta「砂糖の『再結晶化』とは?」

なお、袋の中で砂糖が固まった話なら別の対処です。加熱前の塊は、上白糖・グラニュー糖で違う、固まった砂糖の戻し方をどうぞ。

茶色く冷え固まったら、用途で対処を分けます

鍋の中で冷えた場合は、cottaのプリンレシピにあるように、弱火でゆっくり溶かす方法があります。強火で一気に戻そうとせず、焦がさないように様子を見てください。これは冷えて硬くなったカラメルの扱いで、黒く焦げたものを元に戻す方法ではありません。

プリン型に流した後なら、すぐ溶かし直す必要がないことも。農林水産省の「昔ながらのプリン」では、型に入れたカラメルが冷えて固まっても、その後の湯せん蒸しで溶けると説明しています。卵液を入れて加熱する、そのレシピの流れで進めればよいんですね。

ただし、ゼラチンなどで冷やして固めるプリンに、この説明はそのまま使えません。後から加熱するかどうかが判断の分かれ目です。

出典:cotta「プリン・失敗から学ぶ成功レシピ」、農林水産省「aff」2024年4月号・昔ながらのプリン

次は、材料と道具を先にそろえるとスムーズ

カラメル作りを始める前に、砂糖・水・仕上げ用の湯、流し入れる型を準備しておきます。分量は選んだレシピに合わせ、少量を量りにくいときはキッチンスケールの最小表示と計量範囲も見ておくと安心です。

仕上げに湯を加えるレシピでは、必ず火を止め、はねに注意して鍋のふちからゆっくり。cottaのレシピもこの注意を示しています。顔を近づけたり、熱いカラメルに指を触れて硬さを確かめたりしないでください。

煮詰めている最中に何度もヘラを入れるより、レシピどおり鍋を静かにゆすってなじませるのがコツ。調理中のほかの困りごとは、料理の基本・レシピにもまとめています。

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