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ゆで卵の殻がむけないときは?今できるむき方とボロボロを防ぐコツ

ゆで卵の殻がむけないときは、まず冷水でしっかり冷やし、殻にひびを入れて、薄皮と白身の間へ水を入れながら少しずつむいてみましょう。殻だけを引っ張るより、内側の薄皮も一緒にはがすのがポイントです。

もうゆで終わっている卵にできることと、次回ゆでる前の工夫は別です。「新鮮すぎたのかも」と思っても、今から卵を置いておく必要はありません。まずは、目の前の卵をむく手順からどうぞ。

今、殻がむけない! 状態別にすること

今の状態 試すこと
ゆでたばかりで、まだ熱い やけどに注意して冷水に取り、冷やしてからむきます。
冷やしたのに、薄皮に白身が付く 薄皮の内側へ水を入れ、小さい範囲ずつはがします。殻だけを一気に引っ張らないようにします。
白身が柔らかく、押すと崩れる 強く転がしたり握ったりせず、軽くひびを入れて少しずつむきます。必ず元の形を保てるとは限りません。
すでに表面がボロボロになった むき方で取れた白身は元に戻りません。殻を取り除き、刻む料理などへ使い道を変える方法もあります。

冷やす・ひびを入れる・水を殻の内側へ入れるという基本は、キッコーマン「ゆで卵をつくる・殻をむく」と、キユーピー「ゆで卵の基本レシピ」で確認できます。表は、その手順を今の状態別に整理したものです。

殻と薄皮を一緒にむく、具体的な手順

清潔な手とボウルを用意して、次の順番で進めます。すでに冷えている卵は、ひびを入れるところから試してください。

  1. ゆで終わったら、すぐ冷水へ。熱い卵はお玉などで移し、素手で無理に扱わないようにします。キッコーマンは、ゆで上がりの卵を氷水で2~3分冷やしてからむく方法を紹介しています。この時間は手順の目安で、卵の状態を問わず必ず十分に冷えるという意味ではありません。
  2. 殻にひびを入れる。ボウルの底などへ軽く当て、力を入れすぎないようにします。柔らかい卵を強く押しつぶさないでください。
  3. ひびから水を入れる。ボウルにためた水や流水の中で、殻と、その内側の薄皮を一緒にはがします。白身との間に水が入るよう、少しずつ進めましょう。
  4. 食べる前に、残った殻を確認。指先で軽く確かめ、付いている小さな殻も取り除きます。

キユーピーは、水が薄皮と白身の間へ入ることで、殻がはがれやすくなると説明しています。途中で白身まで付いてきたら、同じところを強く引っ張り続けず、別のひびから少しずつ進めてみてください。
出典:キユーピー「水の中で殻をむきます」

なぜ、ゆで卵の殻が白身にくっつくの?

新鮮な卵は、ゆでると殻がむきにくくなることがあります。手先が不器用だから、とは限りません。

キユーピーによると、産みたての卵の白身には炭酸ガスが多く含まれます。加熱でガスが発散するときに、白身が殻の内側の膜へ押し付けられ、密着しやすくなるためです。日がたつとガスが抜け、膜と白身がはがれやすくなります。
出典:キユーピー「新鮮な卵がむきにくい理由」

ただし、これはむきやすさの説明です。「古ければ古いほどよい」「賞味期限を過ぎても、ゆでればよい」とは考えないでください。産卵日と購入日は同じではないので、「買ってから何日置く」と一律に決めるのも避けましょう。

次回ボロボロにしないために、変えるところは?

ゆで方の条件をそろえ、ゆで終わったらすぐ冷やす

卵のサイズ、冷蔵庫から出してすぐかどうか、水からかお湯からかで、仕上がりは変わります。別々のレシピから時間だけを抜き出して混ぜず、ひとつの手順の条件をそろえてみましょう。

例えば、キユーピーの基本レシピは冷蔵庫から取り出した直後の卵を沸騰した湯へ入れ、ゆで終えたら冷水で急冷する方法です。常温へ戻す時間を足したり、別のレシピのゆで時間へ置き換えたりせず、リンク先の一連の手順を確認してください。
出典:キユーピー「ゆで卵の基本レシピ」

卵の大きさに迷ったときは、卵のM・Lサイズの違いと重量の見方も参考にしてください。

穴をあける工夫は「ゆでる前」の話

同じキユーピーのレシピには、ゆでる前に卵の丸い側へ小さな穴やひびを入れ、加熱中にガスを抜けやすくする工夫もあります。これはゆで終わってから殻がむけない卵を直す方法ではありません。

今の卵をむきたいだけなら、針などの道具を買い足さなくても、まずは冷水と薄皮のむき方から試せます。

崩れたゆで卵の使い道と、避けたい対処

白身の表面が欠けても、作ったばかりで適切に扱っている卵なら、刻んで卵サラダやタルタルソースなどに使う方法があります。これは見た目を生かす献立の提案で、傷んだ卵を使えるようにする方法ではありません。

また、むきやすくしようと、ゆで卵を電子レンジで温め直すのはやめてください。国民生活センターは、ゆで卵も電子レンジ加熱で破裂するおそれがあると注意しています。殻をむいたら安全に温められる、という意味でもありません。
出典:国民生活センター「電子レンジは正しく使いましょう」/日立「電子レンジであたためできるもの・できないもの」

食べられるか分からないほど長く放置したものや、保存状態が不明なものを、むき方の記事だけで安全と判断しないでください。殻がつるんとむけたかどうかと、食品の安全性は別です。

まずは「冷やす・ひび・薄皮の内側に水」

今ゆでた卵の殻がむけないなら、冷やしてから、ひびを通して水を入れ、薄皮ごと少しずつむいてみましょう。すでに欠けた白身は元に戻せませんが、無理に大きくはがそうとするより、落ち着いて進めやすくなります。

次回は、卵のサイズやゆで始めの温度をそろえ、ゆで終わったらすぐ冷水へ。「今の対処」と「次回の工夫」を分けると、あれこれ試しすぎずに済みます!

ほかの調理のコツは、料理の基本・レシピにまとめています。

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