本ページにはプロモーションが含まれています

ケーキ型15cmを18cmにすると材料は何倍?1.44倍と1.5倍の考え方

15cmの丸型を18cmへ変えるなら、同じ高さの生地にするための面積比は1.44倍です。ただし、これは円柱に近い丸型どうしで考える、材料量の計算上の目安。元のレシピに18cm用の分量が載っていれば、そちらを使いましょう。

「1.5倍でいい」と見かけることもありますが、計算ミスとは限りません。面積から出した倍率と、メーカーが紹介する作りやすい目安を混ぜないことがポイントです。

15cm→18cmは1.44倍。直径の1.2倍ではありません

材料量を底の面積に合わせる場合、次の式で考えます。

倍率=(使う型の直径÷レシピの型の直径)×(使う型の直径÷レシピの型の直径)

15cmから18cmなら、18÷15=1.2。これをもう一度掛けて、1.2×1.2=1.44です。直径の比だけで材料を1.2倍にする計算とは違います。

これは円の面積の比から計算したもので、焼き比べの実測値ではありません。cottaの型換算の解説も、同じ高さを前提に底面積の比で分量を求めています。出典:cotta「型に合わせたレシピの計算方法」

同じ高さの丸型どうしで使う、倍率早見表

元の型 → 使う型 材料に掛ける面積比
15cm → 18cm 1.44倍
18cm → 15cm 約0.694倍
15cm → 12cm 0.64倍
18cm → 21cm 約1.361倍
15cm → 21cm 1.96倍

表は上の式で独自に計算したものです。高さ、底と口の形、中心の筒などが変わる型には、そのまま使わないでください。焼き上がりの高さや食感まで同じになる保証でもありません。

逆方向を計算するときは、丸めた1.4や1.5の逆数ではなく、元の直径で計算します。18cmから15cmなら、15×15÷(18×18)=約0.694。途中で別の目安へ切り替えないようにしましょう。

「1.5倍」と書かれている場合は、何を基準にしている?

ロッテの分量変更Q&Aでは、卵を使う一般的な丸型レシピについて、サイズを大きくするときに卵の個数を基準に他の材料を変える目安を紹介しています。15cmで卵2個の例を18cmで3個へ変えるなら、倍率は3÷2=1.5です。

同ページには、あくまで目安であり、レシピや型によって量を調整する注意もあります。1.44は底面積からの計算、1.5はこの例での卵数に合わせた目安、と分けて見ましょう。出典:ロッテ「よくある質問・分量変更について」

特定のレシピが「18cmはこの分量」と示しているなら、その指定を優先。卵だけ3個、粉だけ1.44倍、と違う基準を混ぜると配合が変わってしまいます。

材料ごとの計算例:まず同じ倍率を掛ける

ここでは15cm→18cmを、面積比の1.44倍で計算します。下の数字は計算方法を示す仮の材料量で、そのまま一緒に混ぜて作るレシピではありません。

仮に元の量が… ×1.44で計算すると
砂糖75g 108g
薄力粉55g 79.2g
溶いた全卵90g 129.6g

材料ごとに最初から別の倍率へ丸めず、まず同じ1.44でそろえて計算しましょう。実際に量る段階では、レシピの指定と使うスケールの表示単位を確認します。

卵の端数は、個数だけで無理に合わせない

元のレシピが全卵をgで指定しているなら、溶いて均一にした全卵を重さで量ると、同じ倍率で扱えます。上の「90g」も、殻を含む卵の重さではありません。

卵黄と卵白を分けるレシピは、全卵にまとめてしまわず、それぞれの指定を保ちます。個数のレシピなら、型別の分量があるものを選ぶと迷いにくいです。参考:ロッテの卵の表記別の分量変更

小数の表示や少量の計量で迷う方は、キッチンスケールの表示単位と計量範囲の選び方もどうぞ。

焼き時間まで1.44倍にはしません

材料の倍率は、焼き時間の倍率ではありません。ロッテもcottaも、型変更では焼成時間の調整が必要と説明しています。型の材質や生地の厚さ、オーブンが違えば、加熱の進み方も変わります。

たとえば元が30分でも、「30×1.44=43.2分だから完成」とは決めないでください。これは時間へ面積比を当てはめた計算で、焼き上がりを確かめた結果ではありません。

基本の温度や焼き上がりの確認方法は、作っているレシピを参照します。別の型への調整に不安があるなら、手元のサイズを指定したレシピを選ぶ方が確実です。ロッテ「焼き時間」/cotta「型を変えたときに大切なこと」

予熱の時間も、焼く時間とは別です。操作で迷う方は、オーブンの予熱完了と時間の考え方へ。

シフォン型・高さが違う型には、この表を使わない

直径が同じでも、入る生地の量が同じとは限りません。中心に筒があるシフォン型、上が広い型、深さが違う型は、丸い底の面積だけで比べないでください。

型の容量や、レシピで想定する生地を入れる高さまで確認が必要です。cottaも、丸型・角型以外は体積から考える方法を示しています。参考:cotta「他の型の場合」

型の上端まで生地を入れてよいという意味ではないので、容量の数字だけを見て満杯にしないようにしましょう。形も高さも違う場合は、まず対応レシピを探してみてください。

迷ったら、型の条件→材料→焼き時間の順に

  1. 元のレシピに、使うサイズの分量があるか確認。あればそれを使います。
  2. 同じ高さの丸型どうしかを確認。条件が違う型は早見表の対象外です。
  3. 選んだ基準で全材料を計算。面積比と卵数の目安を途中で混ぜません。
  4. 焼成は別に確認。材料が1.44倍でも、時間まで1.44倍にはしません。

15cm→18cmは、同じ高さの丸型なら計算上1.44倍。ここに条件を添えて覚えておくと、「1.5倍とどっち?」で迷いにくくなります。ほかの分量や手順は、料理の基本・レシピからどうぞ。

スポンサーリンク

料理や暮らしの「なんで?」を、SNSでも!
4コマや記事のお知らせをお届けします。

こんな4コマを投稿しています♪

咳が出るときの水・白湯・はちみつの選び方と注意点を紹介する、ぶり子ノートの4コマ漫画見本

リンク先は別のタブで開きます。