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粗塩と食塩は同じ量でいい?小さじ5g・6gの違いと置き換え方

粗塩とさらさらした食塩は、同じ小さじ1でも重さが違うことがあります。目安は、しっとりした塩が約5g、さらさらした食塩・精製塩が約6g。レシピの塩を変えるときは、まず「gで指定されているか、小さじで指定されているか」を見ましょう。

「塩は全部、小さじ1=6g」と決めなくて大丈夫! ただし、粗塩という名前ならどれも必ず5g、という意味でもありません。商品の粒や状態で変わる目安として使ってください。

小さじ5gと6g、どちらも目安として使われます

塩事業センターは、食塩・精製塩などのさらさらした塩は小さじ1杯で約6g、しっとりした塩は約5gと説明しています。出典:塩事業センター「比重」

また、シマヤが掲載する重量表では「あら塩(並塩)」は小さじ5g・大さじ15g、「食塩」「精製塩」は小さじ6g・大さじ18gです。同表の出典は、女子栄養大学出版部の標準計量カップ・スプーンによる重量表。当サイトで量った実測値ではありません。出典:シマヤ「分量のめやす」

塩の目安 小さじ1/2 小さじ1 大さじ1
しっとりした塩/あら塩(並塩)の例 約2.5g 約5g 約15g
さらさらした食塩・精製塩の例 約3g 約6g 約18g

小さじは5mL、大さじは15mL。表の半量は、小さじ1の目安から比例計算しています。どれもすり切りで量る場合の参考値で、詰め込んだ量や山盛りの量には使わないでください。

同じスプーンなのに、なぜ重さが変わる?

スプーンが量るのは体積で、塩の重さそのものではないからです。塩は結晶が集まったものなので、粒と粒の間にすき間ができます。塩事業センターは、このすき間や詰まり方によって同じ体積でも重さが変わると説明しています。出典:塩事業センター「重さが変わるのはなぜ?」

ですから、表の数字は商品名や粒の状態を見ずに使える固定値ではありません。大粒の塩、固まった塩、ふわっとした塩などを、見た目だけで5gか6gへ振り分けないようにしましょう。

ちなみに6gは5gの1.2倍ですが、これはその目安どうしの重さを比べた計算です。「どの粗塩も食塩より塩味が2割弱い」という意味ではありません。

レシピが「塩3g」なら、まずは3gを量る

g指定のレシピは、塩を変えてもまず重量で合わせると、スプーンの詰まり方に左右されにくくなります。「3gだから、どの塩も小さじ1/2」と置き換えないのがコツです。

上の表なら、さらさらした食塩の小さじ1/2は約3gですが、しっとりした塩では約2.5g。少量ほど、この違いを無視せず量りたいところです。

はかりを使うときは、容器をのせてゼロに合わせ、表示を確認しながら少しずつ足しましょう。最小表示だけでなく、少量を量れる範囲も確認します。詳しくはキッチンスケールの0.1g・1g表示と選び方へ。

なお、同じ重量にすれば味や性質がすべて同じになるわけではありません。減塩タイプや調味塩など、成分や原材料が違う商品へ変える場合は、レシピとの相性と商品表示も確認してください。

「塩小さじ1」なら、レシピが想定する塩を確認

小さじ指定では、まず材料欄や補足に、塩の種類・商品名・重量の併記がないかを見ます。指定があるなら、その条件に合わせるのが基本です。

レシピの書き方 まずすること
塩3g 重量で3gを量る。体積への換算を先にしない
塩小さじ1(6g) 併記された6gを基準に確認。別の塩でも同じ1杯と決めない
粗塩小さじ1など、種類の指定あり 指定された種類と量り方をそろえる
塩小さじ1だけで、種類不明 説明や作成元の計量基準を確認。必ず5g/6gと断定しない

この表は、メーカーの重量目安を使う際の編集上の判断手順です。どんなレシピも一律に置き換えられる換算表ではありません。

塩だけを5gから6gへ増減すると、元のレシピの配合も変わります。特にパン、漬物などは、仕上がりや保存に関わるため、「味見で好きに減らせばいい」とは考えず、そのレシピの指定を確認しましょう。

スプーンなら、山盛りや押し固めを避ける

  1. 計量スプーンの容量を確認。食卓用のティースプーンを、5mLの小さじと同じものとして使わないようにします。
  2. 塩を入れ、上を平らにする。強く押し込んだり、山盛りにしたりせず、すり切りで量ります。
  3. 重量が大事な場面は、はかりで確認。粒や湿り気の違いまで目分量で補正しようとしない方が迷いません。

「少々」「ひとつまみ」は、計量スプーンの指定とは別の表現です。ここでは混ぜずに考えてください。

塩の重さと「食塩相当量」も、分けて見ましょう

このページの5g・6gは、スプーンに入った塩という材料の重さです。商品表示の「食塩相当量」を測定した値ではありません。

同じ小さじなら同じ食塩相当量になる、減塩タイプでもこの表の数値をそのまま栄養計算に使える、と考えないでください。成分を確認したい場合は、手元の商品の栄養成分表示を使います。

野菜に対して何%の塩を使うかは、また別の計算です。そちらは塩もみの塩の割合と計算方法で整理しています。

塩を変えるときは「種類→単位→量り方」の順に

粗塩とさらさらした食塩は、同じ小さじでも重さが違うことがあります。g指定は重さで、小さじ指定はレシピが想定する塩と量り方を確認しましょう。

5g・6gの目安だけを覚えるより、「いまの指定は重さ?体積?」と一度確認すると、置き換えるときに迷いにくくなります。ほかの食材や調味料の違いは、食品比較・選び方からどうぞ。

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