カットしたアボカドをそのままにしておくと、すぐに茶色へと変色してしまいます。茶色のアボカドなんて、おいしそうに見えないですよね。
っで
ネットで調べてみると変色防止の方法がちらほらと。
たとえば小さく切った、たまねぎとアボカドを密封容器に入れておくと変色しないとありましたが、たまねぎ切るのも面倒ですし、第一たまねぎがない場合はどうしようもありませんよね。
他にもオリーブオイルをカットしたアボカドの表面に塗るというものもありましたが、保存したアボカドはオリーブオイルを使った料理にしか使えなくなるというデメリットもあります。
じゃぁ結局変色防止の有効手段はないの?と思いきや、大丈夫!ちゃんとありますよ!
実はみなさんのご家庭に必ずあるものを使ってアボカドの変色を防止できるんです!それが
「電子レンジ」
レンジならどのご家庭にもありますよね。
今日はこの電子レンジを使ってアボカドの変色を防止する方法をご紹介していきたいと思います。
さらには
「どうして茶色に変色してしまうのか?」
「変色したアボカドは食べてもいいのか?」
「アボカドの食べごろっていつ?」
「アボカドの保存方法は?」
こちらも見ていきましょう!
目次
アボカドが変色してしまう理由ってなに?
カットしたアボカドを放置するとその断面が茶色くなりますよね。この変色してしまうことを"褐変(かっぺん)"といいます。
ではなぜ変色してしまうのか?
それはアボカドのフェノール酸化酸素とポリフェノールが空気に触れることでメラニン色素が作られます。
このメラニン色素が変色させる原因とされています。
では、この変色を防ぐ最も簡単で確実な方法は何なのか?
電子レンジで温めると変色しなくなる!
変色を防ぐには電子レンジが一番!
アボカドの変色防止方法はいくつかありますが、その中で最もおすすめするのがこれ!
特に材料(たまねぎや、オリーブオイルなど)はいらないですし、必要なものは電子レンジだけという手軽さ!さらに、その後の調理は自由というところ!
※オリーブオイルで変色防止するとオリーブオイルを使う調理しかできなくなります。
やり方は簡単
ラップをかけずに「500wのレンジで15秒」
たったこれだけで変色防止ができるという!レンジが終わったら空気が入らないようにラップで包み冷蔵保存。
レンジで変色しなくなる理由
レンジで加熱することでアボカドに含まれる酸素が壊れ、その後は空気に触れても変色を抑えることができる。
変色したアボカドは食べれる?
変色した部分は食べれるのか、どうか?結論から言うと「無害」
人体に影響はないということ。
アボカドは非常に傷みやすい果物とされています。黒い部分があったとしてもニオイに問題がなければ食べることはできますが、ニオイに違和感があればすぐに廃棄するようにしてください。
痛んでいないアボカドを選ぶ方法
アボカドは輸入されているので収穫されてから、どれぐらいの時間が経っているのかは不明です。
店頭に並ぶスーパーによってバラバラなので実際に手にとって調べるしかありません。
理想のアボカド~選び方~
●鮮やかな色ではなく黒っぽくなったものが美味しい
●皮の上から押さえた時、少し柔らかく弾力があるものを選ぶ
痛んでるアボカド~見分け方~
●皮の上から押さえた時、傷んでいると柔らかくなり過ぎている
●ニオイが違う
アボカドの食べごろは?
もし買ってきたアボカドが緑色で、皮が固い場合は美味しい食べごろになるまで「追熟」させます。
アボカドは暖かい国で育つ果物なので20度ぐらいの常温で追熟させるのがおすすめ!
アボカドを上手に追熟させる方法
●夏場…温度が高いのですぐに追熟します。放置し過ぎないように気をつけましょう!
●冬場…温度が低いので追熟に時間がかかります。暖房の効いた部屋に置いておくといいでしょう!
アボカドの保存期間と長期保存方法
■保存期間:冷蔵保存の場合は4日~5日
※半分カットしたアボカドは2日程度
(空気に触れると変色するので種がある方をラップなどで密閉して保存するようにしましょう)
■長期保存方法:冷凍保存の場合は1カ月~数カ月
※密閉できる容器にペースト状にしたアボカドを入れます。
真空パックがあれば保存期間を5倍以上にできます。
冷凍保存したアボカドを解凍するときは「自然解凍」させること。
まとめ
①アボカドは空気に触れるとメラニン色素が作られ変色してしまう
②アボカドの変色を防止するにはラップをかけずに「500wのレンジで15秒」
③変色したアボカドは食べれるが、ニオイが悪ければ廃棄すること
④食べごろになるまで追熟させると美味しく食べれる
⑤冷蔵保存の場合は4日~5日、冷凍保存の場合は密閉できる容器に入れて1カ月~数カ月(真空パックなら保存期間を5倍にできる)
買ってきたアボカドはなるべく早めに調理することをおすすめします!