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和食のマナー!3分でわかる「正しいマナー」「間違ったマナー」

普段何気なく食べている和食ですが、みなさん和食の作法についてはご存知でしょうか?

 

「レストランでのマナーはよく聞くけど和食ってあまり聞かないなー?」

「豪勢な料理並べられても…いっぱいありすぎてどこから手をつけたらいいの?w」

 

っとチラホラ疑問がある和食マナー。

 

温泉旅館や和食料理店などでは食べる機会もあるはずです。恥ずかしい思いをする前に覚えておいたほうがいいですよね。

 

ということで、今回は和食の正しいマナーと間違ったマナー、この二つを見ていきましょう!

 

あなたの和食マナーは大丈夫?

和食マナー~基本編~

まずはざっくりと全体の流れを把握しておきましょう!

 

大体このような流れで食事が進みます。

全体の流れと基本的なマナー

①割りばしは上下に割り、箸置きに戻す


②蓋のあるものはすべて取り、膳の外に裏返し置いておく


③箸を右手で取り、左手を添えて持ち直したら食事開始


④和食の盛り合わせは左から右にかけて味が濃くなるように並んでいるので、左から食べていく


⑤お茶碗などは手に持って食べる


⑥和食は一つのものを集中してたべてはいけない


⑦食べた後は、裏返した蓋を元にもどす


⑧お茶は食後に飲む


というのが全体の流れになります。

 

では次により詳しく食事中のマナーについて、正しいマナーを一品一品見ていきましょう!

正しい和食マナー~食事編~

和食には「汁物の食べ方」「ご飯の食べ方」など思いのほか決まったマナーが多く、細かい部分もあるので詳しく説明していきます。

椀物

・お椀は左手を添え、右手で時計回りに蓋を開けます。

 

・飲むときは箸をお椀に入れて具を押さえながら飲みます。その時箸の先を相手に向けないようにすること。

ご飯

・ご飯の山盛りはNG。7~8分目ぐらいにしましょう。

 

・ご飯のお代わりは一口だけ残した状態でします。

 

・ご飯の上におかずをおいてはいけません。

お造り

・お造りは「白身→赤身」という順番で味の淡白なものからが基本です。

 

・盛り付けをくずさないように綺麗に食べること。

焼き魚

・魚の頭を左に向けて左から食べていきます。※皮は残しても失礼ではない

 

・骨はお皿の端にまとめること。

 

・魚の半身は裏返さず、中骨を箸で取り除き頭と尾はつけたままお皿の向こう側に置きます。

煮物

・煮物は手前から食べていきます。

 

・ダシは碗をもって直接口につけて飲んでも大丈夫です。

揚げ物

・淡白なものが手前に、味の濃いものが後に盛りつけられているので手前から食べていくのがマナーです。

 

・一口で食べれないものは数回に分けて食べてもかまいませんが、それをお皿に戻さないこと。

蒸し物

・茶碗蒸しはかき混ぜても大丈夫です。かき混ぜる際音を立てないように気をつけてください。

 

・食べた後のスプーンは碗の向こう側に置くこと。

酢の物

・一口で食べられるサイズでも2~3口に分けて食べると綺麗です。

 

・綺麗に盛られたものは上から順番に食べていきましょう。

間違った和食マナー~禁止編~

正しいマナーだと思っていたことが、実は間違ったマナーだったり、思わずとってしまいがちな和食禁止行動の例を見ていきましょう!

 

あなたも思い当たる節があるのでは…?

和食の席で絶対にしてはいけない禁止事項

①食べ物をこぼさないように手皿にして食べる行為は禁止
(正しい方法)…左手で器をもっていくか、もっていけない平皿などは、お皿に添えておくこと

 

②おしぼりを汚し過ぎるのは禁止
(正しい方法)…食事中、汚れた口や手を拭くときは懐紙を使うようにしましょう!本来おしぼりは"食べる前に"手を拭くものです。

 

③食べた後の貝殻を、裏返した蓋に乗せるのは禁止
(正しい方法)…お椀の中に入れたままにする。

 

④お箸をさかさまにして取り箸にするのは禁止
(正しい方法)…お箸をさかさまにすると手にもっていた汚い部分が食べ物に触れますよね。取り箸が必要なときはお店の人にお願いするか、「失礼します」と言って自分のお箸を使ってもかまいません。

 

⑤懐石料理でお箸が濡れていてもクレームを出す行為は禁止
(理由)…懐石料理で出されるお箸は乾いたお箸に料理がついてしまうのを防ぐため、"水に通して出すのが正式"です。また、お椀が濡れている場合もありますが、決して吹き忘れではありません。「蓋してるけどちゃんと入ってますよ~」という意味で、わざと霧吹きしているからなんです。

 

⑥徳利のお酌は首もってするのは禁止
(正しい方法)…右手で真ん中をもち、左手は下から支えるのが正しい持ち方です。熱いときは左手におしぼりを添えて持ちます。また、徳利の先がとがっている注ぎ口がある場合は反対の方から注ぐのがマナー。注ぎ口から注ぐと縁を切りたいという意味になるそうです。

その他禁止事項

①おしぼりで顔を拭く行為

②ものを食卓に置く行為※携帯やたばこ

③犬食いする行為※料理へ顔をもっていくこと

④にらみ食いする行為※お椀越しに前を見て食べること

 

以上が和食マナーとして禁止されていることです。

 

手皿が禁止なんて驚きですよね。一見上品に見えても実は禁止マナーだったり、懐石料理でお箸やお椀が濡れているのは理由があったり、っと和食のマナーは少し厳しいかもしれませんが覚えておいて損はありません!

 

さすが日本の料理マナー、細かい(笑)

まとめ

和食のマナーって難しいですよね。決まり事が多いので、完璧に守れる人は少ないと思いますが、恥をかく前にある程度のマナーは覚えておくといいかもしれませんね。

 

洋食レストランでの正しいマナーもどうぞ♪

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