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玉ねぎしみる成分とは?目にしみないようにする7つの切り方・方法

玉ねぎと言えば、いろんな料理で使われる食材の一つですよね。とても有名な食材です。

 

しかしそんな玉ねぎには弱点が…

見たり触ったり、食べる分にはなんともない玉ねぎさんですが、一度みじん切りにでもしようものなら涙腺崩壊級の涙と激痛が走ります!

 

ゴーグルをかけたり、メガネをかけたり、中には水中メガネをかける人もいるとかいないとか。とてもシュールで見てられません。いや、見てみたいけど

 

っで、

この玉ねぎを切ったとき目に染みるのをどうにかしたい!

というわけで今回は以下の二つをまとめてみました。

 

①「どうして玉ねぎは目に染みるのか?」

②「玉ねぎを切ったとき目に染みない7つの切り方」

 

この二つを順番に見ていきましょう!

玉ねぎはどうして目に染みるの?

玉ねぎの成分を見てみると、「硫化アリル」という成分があります。

 

あまり聞いたことないこの硫化アリルは、にんにく、ニラといったユリ科植物に含まれる成分で特有の臭いや、辛みがあります。

 

っで、これが目に入ることで涙腺が刺激されます。

玉ねぎを切ると硫化アリルが拡散して目に染みる

玉ねぎは見ても、触っても、食べても目に染みることはありません。

 

目に染みるタイミングは「玉ねぎを切るとき」

 

玉ねぎを切ると細胞が潰れ、それらはすぐに蒸発し、気体となった硫化アリルは人の「目、鼻、口」の粘膜に付着し目が痛くなり涙を流します。

 

目だけじゃなく鼻や、口の粘膜からも刺激があるというのは驚きですね。

玉ねぎを切ったとき目に染みない7つの切り方~予防策~

玉ねぎを切るときはどうしたらいいのか?

 

目に染みるのを我慢しなくていい7つの方法をご紹介していきたいと思います。

その① 一太刀度に包丁を水で濡らして切る

切る⇒水でぬらす⇒切る⇒水でぬらすという少し面倒な方法ですね。

 

玉ねぎを切ったとき硫化アリルが包丁に付着した水へ溶けだすので空気中に蒸発するのを防ぎます。

 

さて、この面倒な作業ですが、やってしまいがちなのが玉ねぎを水に浸してしまうこと。

 

一見効率良さそうですが、それは絶対にしないでください。

 

というのも

玉ねぎは血液をサラサラにする成分があります。水に浸してしまうとその栄養価が吹き飛んでしまい、他のビタミン類も栄養を失うでしょう。必ず包丁に水を濡らして切るようにしましょう!

その② 切る前に玉ねぎを冷やしておく

目に染みる硫化アリルが活発になるのは高温時です。つまり温度が高ければ高いほど、蒸発しやすく目に与える影響も大きいということ。ならば冷やしてしまえばいい!というのがこの方法。

 

しかし注意点が一つ。

ポイントは「切る前に冷やす」これを守ってください。

 

常時冷蔵保存してしまうと、本来玉ねぎから摂取できる栄養価が失われてしまいます。極力常温で保存し、調理前(1時間~2時間前)には冷やすようにしましょう!

その③ 玉ねぎを温める

今度は逆に温めるという方法です。

 

玉ねぎは加熱することで硫化アリルが「プロピルメルカプタン」という言いにく過ぎる物質に変化します。

 

生の玉ねぎは辛いですよね?でも加熱した玉ねぎって甘くないですか?これは硫化アリルがプロピルメルカプタンに変化するからです。

 

つまり目に染みる硫化アリルを変化させちゃいましょーということ。

玉ねぎの温め方

皮をむいた玉ねぎをラップで包みレンジで「30秒」大きいサイズの場合は「1分」を目安に軽く温めましょう!

その④ 玉ねぎの繊維に合わせて切る

玉ねぎを切るときはこの繊維に合わせて切ると細胞の破壊を最小限にできます。

 

ただしみじん切りとなると細胞は破壊され硫化アリルが蒸発してしまうので調理によっては他の方法をおすすめします。

その⑤ 換気扇を回す

硫化アリルは空気中に拡散するので、拡散した硫化アリルを吸い取ってしまおうというシンプルな方法。

 

普段、野菜を切るときって換気扇つけないですよね?そこが盲点という!玉ねぎを切るときは換気扇ON!

 

完全に予防できるわけではないので、他の方法と組み合わせるといいでしょう!

その⑥ マスクをする

口と鼻をガードすることで、硫化アリルの付着防止ができます。

実は目よりも口や鼻の粘膜をガードする方が効果的だったりします。

その⑦ 水中ゴーグルとマスクで完全ガードする

とにかく粘膜を完全ガードしたいという方におすすめ!口、鼻、目を絶対防御!

 

バイクのフルフェイスメットもいいんじゃないですか?

その調理スタイルに笑いも取れるオプション付き。

まとめ

以上が玉ねぎが目に染みる理由とその対処法でした。

 

玉ねぎを切ったとき目に染みない予防策をまとめると


①一太刀度に包丁を水で濡らして切る


②切る前に玉ねぎを冷やしておく(調理する1時間~2時間前)


③玉ねぎを温める(電子レンジで30秒※大きいものは1分を目安)


④玉ねぎの繊維に合わせて切る


⑤換気扇を回す


⑥マスクをする


⑦水中ゴーグルとマスクで完全ガードする


 

おすすめは換気扇を回して電子レンジで軽く加熱し、玉ねぎの繊維に合わせて切ると完璧ではないでしょうか♪

 

【おすすめ】玉ねぎを使ったレシピを見てみる↓

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