スーパーでよく見かける「茶色い卵」と「白い卵」
この色の違いって何?
ということで今回はこの二つの色の違いを調査してみました。
ポイントは「3つの違い」
①どうして茶色い卵と白い卵があるのか?
②茶色い卵と白い卵の栄養価の違いは?
③茶色い卵と白い卵で値段が違うのはなぜ?
この3つの違ですが…実は意外な理由であることが判明!その意外な理由とは…?
目次
どうして茶色い卵と白い卵があるのか?
ニワトリって白いニワトリと茶色いニワトリがいますよね?
こちらが白いニワトリです。
一般的に白いニワトリが白い卵を産みます。
一方こちらが茶色いニワトリ
一般的に茶色いニワトリが茶色い卵を産みます。
ではこの二種類のニワトリですが栄養価に違いがあるのでしょうか?次を見ていきましょう!
茶色い卵と白色い卵の栄養価の違いは?
さて、ニワトリによって産む卵の栄養はというと…?
答えは「同じ」
茶色い卵も白い卵もすべてが同じということです。殻の厚みも味も栄養価は変わりません。
中には赤玉という色の濃い卵もありますが、少し高級感ありますよね?実はこれも…「全部同じなんです!」
じゃぁどうして値段に差があるのか?スーパーなどでは茶色い方が高いイメージがありますよね。
実はこれには意外な理由がありました。その理由とは?
茶色い卵と白い卵で値段が違うのはなぜ?
なぜ栄養価が同じなのに茶色い卵は白い卵に比べ値段が高いのか?
その意外な理由は「ニワトリの餌代」にあります。
なんと茶色い卵を産むニワトリは白いニワトリよりも大食いという意外過ぎるシンプルなもの。
その餌代、つまり"飼育コスト"こそが白い卵との値段の違いなんです。
(ちなみに茶色も白も同じ餌で育てている)
なぜ同じ栄養価なのに茶色い卵は売れるの?
ここで疑問が一つ。茶色い卵も白い卵も同じ栄養価なら当然白い卵を買いますよね?だって安いんですから!
にもかかわらず茶色い卵も売れているのはなぜなのか?
実はこれには"マーケティングのトリック"があったんです!
例えば同じ種類のAという商品とBという商品があたっとします。
Aは200円に対してBは250円の場合、なんとなくBの方が"質がいい"って思いませんか?
この値段の差からくる「思い込み」これこそがマーケティングのトリック。
売れない商品を安くするのでなく、逆に高くすることで、ブランドイメージをうまく活用しています。
茶色い卵は餌代というコストで妥当な値段設定かもしれませんが、白い卵と比べ、同じ栄養価、同じ味なのになぜか茶色い卵の方が贅沢な気持ちになるという。
しかし秘密を知ってしまうと…白い卵を買ってしまいそうだ…
まとめ
茶色い卵も白い卵も、赤玉も栄養価は一緒で、味も一緒ということですが、なんとなく美味しそう高価そう!っというのは料理において大事なことかもしれません。
例えば卵のご飯を作ったとして、普通の卵より赤玉の方がおいしそうに見えませんか?値段の差はあるかもしれませんが、気持ちで選ぶのも悪くありませんね。
茶色い卵と白い卵の違いをまとめると
①茶色いニワトリは茶色い卵を産み、白いニワトリは白い卵を産む
②茶色も白も同じ栄養価で同じ味
③茶色いニワトリは大食いで飼育コストが高く市場の値段も高い
④スーパーではなんとなく高価なものだと思い込んでしまうが、中身は一緒
ということでした。