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外食費にかける月々の平均金額はいくら?外食頻度で決まる

みなさんは月々外食費にいくらかけていますか?1000円の人もいれば1万円を超える人もいるでしょう。

 

趣味が外食でお小遣いのほとんどを外食費に使ったり、収入の差によっても変わってくると思いますが、本記事では一般人が外食費にかける「平均的な金額」はいくらなのかを見ていきたいと思います。

 

いくらが高くて、いくらが安いのかの平均金額を参考にライフスタイルを見直したり、何かの役に立てれば幸いです。

外食費にかける月々の平均金額は「月に何回外食するのか」で決まる

総務省統計局が発表した2018年度のデータを参照すると

 

食費の平均金額は「単身世帯で月々\40,026円」
家庭内での食費のみだと「月々\27,669円」

ですから外食費の平均金額は「\40,026円-\27,669円=\12,357円」

 

「12,357円」が月々外食にかける平均金額になるので週1回の外食の場合「約3,000円」が相場になりますから、一般的にこの値段を超えると「高いと感じる値段」で、3000円以下は「安いと感じる値段」となります。

 

もちろん個人差はありますし、3,000円以上でもコスパがよければ安いと感じる場合もあります。しかし「高い安いの境目」を作るとしたらこれくらいの値段が妥当。

 

中には2週間に1回や1カ月に1回というパターンもあるので表にしてみます。

 

外食する回数 平均金額
1週間に1回 約3,000円
2週間に1回 約6,000円
3週間に1回 約9,000円
月に1回 約12,000円

 

1週間に1回の場合は「外食回数は多いが高級なお店に行くと高いと感じる」ことになります。なぜなら3,000円の平均金額を超えてしまうから。

 

月に1回でしたら約12,000円の予算があるのでフレンチ料理や高級寿司屋にいけますが外食できる回数は限られます。

 

12,000円が高いと感じるかもしれませんが実際は月1回なら相場の値段だったりします。

 

このように「月に何回外食するのか」で、平均金額が違ってきます。1週間に1回なら3,000円が外食にかける平均金額、月に1回なら12,000円が外食にかける平均金額になります。

飲食店別の平均金額を見る

もし1週間に1回の外食ならどんなお店が妥当か?
もし月に1回の外食ならどんな高いお店にいけるか?の参考にしてください。

 

ここでは大きく6つのジャンルにわけて飲食店における外食費の平均金額を見ていきます。

 

・和食
・洋食・西洋料理
・中華料理
・アジア・エスニック
・カレー
・その他

※平均金額は最も値段が高い時間帯とします(ディナーが\5,000円でランチが\1,000円ならディナー時の平均金額とします。ディナーもランチも一律なら、その平均金額とします)

 

※一人あたりの金額。

和食の平均金額

寿司

ジャンル 平均金額(高い順)
寿司屋(高級) \8,000円~\10,000円
日本料理 \6,000円~\8,000円
海鮮料理 \3,000円~\4,000円
郷土料理 \3,000円~\4,000円
焼き鳥 \3,000円
鍋料理 \3,000円
そば・うどん \2,000円~\3,000円
お好み焼き \2,000円
回転寿司 \1,000円~\2,000円

寿司屋(高級)が高い理由

回転寿司では採用されたらすぐ寿司を作れますが、高級な寿司屋は長年の修行が必要です。長い時間をかけて一人前となった寿司職人は「尋常でない努力」を積み重ねお店を出します。

 

お店を出すと、配送されてきたネタやシャリを乗せるだけの回転寿司と違い、自分の足で市場に出向き長年の目利きでネタを選ぶところから毎日がスタートします。当然選ぶネタは「良い部分」が使われており、それをしっかりと仕込みます。

 

著名人、芸能人が訪れるお店になれば、宣伝費にお金をかけなくても知名度が上がっていくので値段設定も「ブランド力」を上げるため強気な設定にしているところが多い。

 

高級寿司店では1食3万円する場所もあります。

 

以上のことから寿司屋(高級)は平均金額が高いと言えるでしょう。

洋食・西洋料理の平均金額

ステーキ

ジャンル 平均金額(高い順)
フランス料理 \7,000円~\10,000円
ステーキ \5,000円~\10,000円
鉄板焼き \5,000円~\7,000円
スペイン料理 \4,000円~\5,000円
パスタ・ピザ \3,000円~\4,000円
ハンバーガー \600円~\800円

フランス料理が高い理由

フランス料理の起源は宮廷料理であり、高級な食材に手間ひまをかけています。

 

またフランスは「ブランド=付加価値を売る国」ですから商品が高ければ高いほど消費者の満足度が高まることも知っています。これを「ヴェブレン効果」と言います。

 

私たちが高級ブランドバッグを買うのは「良い物だから買う」のでなく「高い物だから買う」のと同じで「フランス料理=高い=だから価値がある」となり高い値段設定になっています。

中華料理の平均金額

ラーメン

ジャンル 平均金額(高い順)
中華料理全般 \3,000円~\4,000円
餃子 \1,000円~\2,000円
ラーメン \600円~\1,000円

中華料理が安い理由

中華料理と言えばラーメンや餃子ですが、高いイメージってありますか?1000円もあればお腹いっぱいになるボリュームもあります。

 

中華料理の大衆食堂は若者学生やサラリーマン、ガテン系男性向けに作られており、薄利多売でお客を増やしています。ただ中華料理にも高級店はありますし、すべてがそうではありませんが比較的安いお店が多いということです。

アジア・エスニックの平均金額

ビビンバ

ジャンル 平均金額(高い順)
トルコ料理 \3,000円~\4,000円
韓国料理 \3,000円
タイ料理 \2,000円~\3,000円
ベトナム料理 \2,000円~\3,000円
メキシコ料理 \2,000円~\3,000円

エスニック料理とは?

エスニック料理は「民族料理」という意味で、タイや、ベトナム、カンボジアなどの東南アジア、さらにはブラジルなどの中南米の料理のことを言います。

 

日本で食べるエスニック料理は激安というわけでもなく、高くもない平均的な値段となります。

カレーの平均金額

スープカレー

ジャンル 平均金額(高い順)
スープカレー \1,000円~\2,000円
インドカレー \1,000円~\2,000円
カレーライス \1,000円~\1500円

カレー屋が安い理由

ランチであってもディナーであっても、それほど高いお店とは言えません。では、なぜお店として成り立っているのか?というと「仕入れ値が安いから」です。

 

インドカレーで使われるスパイスは現地だと安く仕入れることができますし、味はスパイスの調合で決まります。食材もこだわらなければ美味しいカレーは作れるので料理人の腕次第で安く提供することができます。

 

またカレーにハズレはほとんどないので安定してお客さんが入るため「安くしても潰れない」理由があります。

その他外食費の平均金額

スタバ

ジャンル 平均金額(高い順)
焼き肉 \3,000円~\6,000円
創作料理 \3,000円~\4,000円
BAR \2,000円~\4,000円
居酒屋 \3,000円
スイーツ \1,000円~\2,000円
ファミレス \1,000円
カフェ \1,000円
牛丼 \500~\700円
コンビニ \300円~\600円

焼き肉が高い理由

その他の飲食店を見ると焼き肉屋の平均金額が高いことがわかります。

 

焼き肉が高い理由としては、生肉を提供しても食中毒を起こさない程度の鮮度を保つ必要がありますし「肉本来の味を美味しく提供する専門店」ですから品質も高くする必要があります。そのため原価を落とすことが難しい。

 

余談ですが、同じ肉を使うお店と言えば牛丼屋ですが、安く提供されているのは決して肉の品質が悪いからではありません。例えば、ある牛丼屋のビジネスモデルはアメリカからバラ肉を安く仕入れていますが、それは品質が悪いのでなく「アメリカの食文化では使い道がない」だけであって日本ではそうでもなく、肉を薄切りにして出汁で煮込む食文化があるため歓迎される食材です。

 

日米の食文化の違いに着目したビジネスモデルがあっての安さと言えるでしょう。

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