沖縄はもともと琉球と呼ばれる一つの独立国だったそうです。
その独特の食文化は特徴的で中国料理の影響を受け、独自の料理へと発展していきました。
みなさんもご存知だと思いますが、代表的なものがゴーヤチャンプルーや沖縄そば、海ぶどうも有名ですね。
そんな知られいてる食べ物から、実はあまり知られていない食べ物も含め今回は沖縄でこれだけは絶対食べておきたい4つの食べ物をご紹介していきたいと思います!
目次
沖縄で食べたい名産グルメベスト4
まずは沖縄の有名どころから見ていきましょう!沖縄といえばコレ!必ず食べておきたい食べ物とは…?
沖縄そば
鰹節、昆布、豚骨の出汁でスープを作り伸びと腰のある麺は小麦粉とかん水、食塩で作られています。その上にカマボコ豚の三枚肉がのっているもの。常夏の沖縄で食べると出汁に塩気があるのでとてもおいしいという!この沖縄そば、ルーツは中国にあるようです。当時小麦粉が高価だったため宮廷料理として食べられていたそうで、一般的なものではありませんでした。しかし戦後、米軍が配給する小麦粉が大量に出回ったため沖縄そばが急速に普及し、1970年代にはソーキそば(甘辛く煮付けた豚のあばら肉をのせたもの)が誕生し名物となりました。それ以降はあらゆる具材(野菜いためや豚足)のバリエーションも増えていき、本島のみならず各離島にも知れ渡ることに。あっさりとした出汁に独特の麺が絡みつく沖縄らしい味わい!沖縄では必ず食べたい一品ですね!
ジーマミー豆腐
通常の豆腐は大豆から作りますが、ジーマミー豆腐は落花生から作られる豆腐です。実はこのジーマミーという名前の由来は沖縄の方言で落花生のことをいいます。通常の豆腐と違いモチモチしていて独特の食感が一番の魅力ではないでしょうか。モチモチの秘密は生のピーナッツをすり潰し、こしたものを芋ずくで固めています。口に入れるとピーナッツの風味も広がり、とても食べごたえのある豆腐に!黒蜜との相性もよく、その甘いたれからおかずではなくデザートに近いものがありますね。
チャンプルー
チャンプルーとは沖縄の方言で「混ぜこぜにしたもの」という意味。沖縄の家庭料理として最も代表的なものはゴーヤをつかったチャンプルがあります。
チャンプルーの種類~有名どころ~
豆腐チャンプルー
豆腐を中心にお肉や野菜を炒めたもの。
そうめんチャンプルー
ソーメンの炒めもの。ニラやネギなどの薬味野菜とポーク、ベーコンも混ぜ合わせ炒めたもの
フーチャンプルー
フーとは麩のこと。沖縄の車麩を水や卵液に浸し、野菜などで炒める
ナーベーラーチャンプルー
青い状態のヘチマを豆腐やポークで炒める
タマナーチャンプルー
沖縄の方言でキャベツのこと、キャベツ中心に炒める
マーミナーチャンプルー
もやし中心に塩や醤油で炒める
パパヤーチャンプルー
パパイヤを千切りにしてポークやにんじんなどで炒める
サーターアンダギー
沖縄のドーナツです。サーターアンダギーの名前の由来は沖縄の方言でこのようになりました。
【由来】
・砂糖(サーター)
・油(アンダ)
・揚げる(アギー)
これをつなげてサーターアンダギーといいます。別名「砂糖天ぷら」とも言うそうですよ。普通のドーナツとの違いは「水を入れるか入れないか」
特徴としては普通のドーナツのような穴がなく気泡が小さいので密度が非常に高いです。そのためとても食べごたえがあり満足度が違います。食感は"外サクサク中モチモチ"といった感じで、おやつに食べ過ぎると夜食べれなくなるという。
サーターアンダギー簡単レシピ
沖縄の名物ですが全国どの家庭でも作れるのでレシピをご紹介しておきますね。
準備するもの
【材料・調味料】 | |
薄力粉 | 300g |
ベーキングパイウダー | 小さじ3 |
卵 | 150g |
サラダ油 | 大さじ1 |
黒砂糖 | 100g |
作り方
①薄力粉とベーキングパウダーを混ぜる。※1
②ボウルに卵を入れて泡立て器で溶いだら黒砂糖を入れる。※2
③さらにサラダ油を入れて混ぜる。※2
④※2に※1を入れて、ゴムべらでツヤがでるまで錬る。
⑤三等分したら常温でぬれぶきんをかけて1時間おく。
⑥約150℃のサラダ油に一時間おいた生地をピンポン玉ぐらいの大きさにし揚げていく。(手に水をつけて玉をつくりましょう)
⑦8分~10分で揚げたら完成♪
その他の名産グルメ
他にも沖縄のおいしい料理をご紹介していきたいと思います。
沖縄県民でない方にはあまり聞かないカタカナが多数ありますが一体どんな食べ物があるのか?見ていきましょう!
イラブ汁
イラブーとは、エラブウミヘビのことをいいます。海蛇のくん製を昆布、豚肉と一緒に煮込んだお汁。スープはカツオ出汁の味でイラブーは身欠きニシンのような味です。身体によさそうな味という。
ジューシー
炊き込みご飯のことです。アクセントは「ジュー(→) シー(→)」であって「ジュー(↑) シー(↓)」ではない。豚肉、にんじん、ひじき、などの具材が入り、豚の出汁で炊き込みます。家庭によってはそれぞれ味や食材も異なるそうですよ。
豆腐よう
豆腐を米麹、紅麹、泡盛を使って発酵、熟成させたものになります。チーズのような味わいでお酒にぴったり!
ラフテー
沖縄県の郷土料理の1つになります。皮付きの三枚肉、もしくは、ヒサガーを泡盛や醤油で甘辛く味付けした料理です。わかりやすくいうと豚肉の角煮。
足テビチ
こちらは豚足を煮込んだ料理になります。豚足を煮込んだ料理のことを「テビチ」。そして豚足そのものは「チマグー」と呼びます。
イカスミ汁
名前の通りまっくろなスープになります。シロイカのスミを使っており海の味や磯の味。
ポークたまご
沖縄で「ポーク」とは、「ポークランチョンミート」のことをいいます。作り方は至ってシンプル、フライパンで焼いたポークランチョンミートに玉子焼き。沖縄の朝食でよく食べられるそうですよ。ちなみに夜はビールにぴったり!
ミミガー
琉球料理使われるミミガーとは豚の耳の皮です。コリコリした食感があるだけで味はしません。味付け次第ということですね。普段あまり食べられないものなので沖縄ではぜひ食べてみたい一品です!
スーチカー
豚の塩漬け肉のことをいいます。「スーチカー」とは、「スー=塩」、チカー=漬けるという意味でつかわれており、食べ方は薄切りにして網で炙ったらボイルか蒸してレモンをかけて食べます。お酒のおつまみでは最高の一品!
イナムドゥチ
豚汁のことです。お祝い行事やハレの日にふるまわれます。イナムドゥチとは「猪もどき」ということで、沖縄版の豚肉ということ。
タコライス
こちらは有名ですね。メキシコ料理のタコスをご飯と一緒に食べます。沖縄で誕生した名物料理で挽き肉、レタス、トマトにチーズ、辛みのきいたサルサを乗せて食べます。飲食店はもちろん家庭でも頻繁に食べられるそうです。
まとめ
聞いたことある代表的なものから、沖縄の方言のせいか、聞いたことないような食べ物までさまざまです。
さすが観光地としては有名なだけあって食べ物も種類豊富!どれも食べてみたい一品でしたね。
沖縄へ行かれた際は、沖縄料理の魅力を思う存分味わってください!