花粉症対策はどうされていますか?
マスクをつけたり目薬常備は当たり前ですが、実は食べ物でも、花粉症の症状を和らげてくれることはご存知でしょうか?
今回は花粉症患者にとってはありがたい食べものと、逆に悪化させてしまう食べ物をまとめています。
実は私も花粉症でして、この辛さは同じ症状をもつもの同士じゃないとわからない。
っということで、大変なこの時期を一緒に乗り越えましょう!
目次
花粉症になる人の特徴
花粉症は名前の通り花粉によるアレルギー性の病気です。代表的なものでスギ花粉が有名ですね。
ただ花粉症になる人とならない人がいるのはなぜか?その特徴を見ていきましょう。
都会に住んでる人
私はもともとは山と川に囲まれた自然豊かな田舎に住んでいましたが、そのころは一切花粉症の症状はありませんでした。もちろんスギの木は満載で都会に比べて真近で暮らしてきたのにも関わらず。ところが都会暮らしになり数年で発病。調べてみると主な原因となったのが「自動車の排気ガス」つまり大気汚染による発病です。山に囲まれた田舎よりも都会の方が発病しやすいようです。
アレルギー持ちの人
もともとアトピーや食べ物に対してアレルギーがある方が花粉症になりやすいとされています。ホコリやダニによるハウスダストアレルギーがある方も要注意!
生活習慣
主な原因としては食生活が乱れ添加物が多く含まれているものを食べ過ぎている方はかなり注意が必要です!作るのが面倒だからと言ってコンビニやインスタント系の食べ物ばかり食べていると花粉症になってしまうかもしれません。
花粉症を和らげてくれる10の食べ物
一度アレルギー症状を起こしてしまうと現代の医学では治すことは難しいと言われています。
しかし症状を和らげる市販の薬やマスク同様、実は食べ物でも対策できます。
【花粉症対策その①】レンコン
レンコンにはポリフェノールの一種であるカテキンが豊富で(表面にある黒ずみなど)花粉症の原因とされるIgE抗体を抑える効果があります。※IgE抗体とはアレルゲンや、体に入って来た異物と結合しアレルギー反応を引き起こす物質をまき散らすもの。
【花粉症対策その②】わさび
わさびを食べた時、鼻にツーンときますよね?実はそのツーンという成分が症状を和らげてくれます。あの刺激的な香りで、なんとなく鼻づまりも飛んでいきそうな気がしますよね。一日3gを目安に摂取することが好ましい。
【花粉症対策その③】ココア
アレルギーの原因である活性酸素の過剰な働きをおさえてくれるのがカカオポリフェノール!ちなみにチョコレートでも同じ効力があります。ポイントはカカオの摂取ということ。
【花粉症対策その④】しそ
しそに含まれるαリノレン酸という成分は体内に入るとイコサペンタエン酸に変わります。これがアレルギー症状を抑えてくれる。大量に摂取するには、しそジュースがおすすめ!
【花粉症対策その⑤】そば
そばに含まれている「ケルセチン」が花粉症の炎症を抑えてくれます。他にも玉ねぎやリンゴ、緑茶にもこのケルセチンは含まれていますよ!
【花粉症対策その⑥】ヨーグルト
乳酸菌で花粉症を和らげるっというわけではなく、花粉症予防に効くということ。つまり花粉の季節になる3か月前ぐらいからヨーグルトを食べて腸内環境を整えておくことが大事!
【花粉症対策その⑦】ごま
ごまにはセサミンという成分が含まれていて、花粉症の症状を引き起こす原因の一つ「アラキドン酸」が作られないようにしてくれます。ハーブやサラダと一緒に食べるとより効果的!
【花粉症対策その⑧】大根
大根に含まれるジアスターゼという成分が、くしゃみ鼻水を引き起こす原因であるヒスタミンの分解を促進してくれます。ジアスターゼは熱に弱いので大根おろしで食べるのが効果的!
【花粉症対策その⑨】生姜
生姜の成分であるショウガオールがヒスタミン(くしゃみ鼻水の原因)を抑えてくれます。またレンコンの効力でも説明した、IgE抗体を抑えてくれます。
【花粉症対策その⑩】バナナ
バナナは花粉症の原因となる好酸球数の増加を抑えてくれます。こちらもヨーグルトと一緒で2か月~3か月前からの予防が必要とされます。毎日バナナ2本がおすすめ!原因となるものは早いうちから対策しておけ!ということですね。
花粉症を悪化させてしまう7つの食べ物
今度は逆に花粉症患者が食べてはいけないものです!この食べ物には注意が必要ですよ!
【NG食品その①】トマト
トマトにはヒスタミンが多く含まれています。(ヒスタミン⇒くしゃみ鼻水の原因とされる成分)
【NG食品その②】メロン
ブタクサ花粉症の方には要注意!ウリ類はNGです!(スイカや、キュウリなど)
【NG食品その③】牛乳(乳製品)
先ほどご紹介したヨーグルトは乳製品ですが花粉症には効果的な食べ物になります。しかし牛乳やチーズには要注意!花粉症のアレルギーを促進させてしまいます。
【NG食品その④】アルコール
お酒が体内に入ると「アセトアルデヒド」という物質に変化します。この物質はヒスタミンを分泌させてしまう危険な物質ですので花粉時期のアルコール摂取は控えるようにしましょう!
【NG食品その⑤】ソーセージ
ソーセージには刺激物質が含まれているので症状がひどくなる場合があります。
【NG食品その⑥】砂糖
砂糖を摂取すると粘液が分泌されやすくなり、それが花粉症を悪化させる原因となります。これもヒスタミンレベルをあげてしまうという…花粉症患者にとってはヒスタミンは大敵だ…
【NG食品その⑦】マーガリン
マーガリンにはトランス脂肪酸という成分が含まれています。このトランス脂肪酸が体内に入ると細胞膜や粘膜が弱まり、結果的に有害な物質の侵入を許してしまう。くしゃみ鼻水が出てしまう原因になります。
まとめ
食べ物だけが花粉症対策になるとは限りませんが、食べることは生活の一部ですので意識的に予防対策をするだけで辛い花粉の時期も少しは楽になるのではないでしょうか?
花粉症を治すことは難しいですが、食生活で引き起こしてしまったアレルギーは食生活の改善で花粉症と向き合っていきましょう!